昭和55年から「やぶきた」と呼ばれる品種が栽培されるようになり、現在の上ヶ流の茶畑での生産も、6割が「やぶきた」となっています。「やぶきた」は、日本で生産されているお茶の9割以上を占めており、品質に優れ、日本の自然環境に適した品種です。上ヶ流の茶畑がある揖斐川町春日地区では、この「やぶきた」の他にも、昔から人々に親しまれてきた「古来茶」という品種が存在し、生産されています。この「古来茶」は、現在日本でも希少、貴重な品種です。
また、南米ペルーのマチュピチュのような高山(標高は約300m)でお茶が栽培されていることから、「天空の茶畑」、「岐阜のマチュピチュ」と称され、ここで栽培される古来茶も「天空の古来茶」としてブランド化されています。